02
Sep
施工事例
トイレは住空間の中でもポイントとなる重要な空間です。衛生面や機能性が求められる空間ですが、狭い空間だからこそ出来る思いきった意匠もあります。
それぞれ、1面の壁面にアクセントとなるクロスを用いるプランで2ヵ所のトイレの施工をさせて頂きました。アクセントにお客様がまず選ばれたのは、温かみのあるタイルの柄のクロスでした。幾何学模様が目を引くこのクロスを選ばれた理由の一つとして、「伝統的なデザインは空きがこないから」という事でした。幾何学模様を組み合わせたデザインのタイルの柄は日本では大正から昭和初期にかけて特に流行しましたが、今日まで愛されているデザインです。もう一カ所のトイレも同じように、「飽きがこない」をコンセプトにタイル柄のクロスを選定しました。2ヵ所あるトイレですが、それぞれの建具や床のカラーに合わせて、柄の似ている色違いのアクセントクロスを選定しました。アクセント以外の部分に使用したクロスは消臭効果もあり汚れにも強い商品を選びました。
床材はトイレ1は車椅子にも対応できるように、長尺シートを選定しました。長尺シートはワックスメンテナンスが不要な床材を選定し、日頃の手入れもしやすくなっています。
(トイレ1)
(トイレ2)
それぞれの空間が、違った味わいを持った個性豊かな空間になりました。